VPS会社一覧(FX用) と VPSの使い方

公開日: : VPS

VPSとは

自宅のパソコンではなく、外部のサーバー上で MT4とEAを動かすための、個人用のレンタルパソコンのようなもののことです。自前のコンピュータでも自動売買させることは可能ですが、

  • 回線が遅い
  • FX業者のサーバーから遠い
  • MT4以外にもソフトを稼働させたい

などのデメリットがあります。

他にも、

  • Windowsアップデートで勝手にシャットダウンした
  • うっかりMT4を閉じてしまった
  • 24時間稼働で電気代がかかる

など挙げればきりがありません。

これらの問題を解決するのが、トレード(FX)用VPSです。

VPS(トレード用)を使えば、コストが余計にかかるという問題はありますが、 上記の問題が一気に解決します。 月に1000円~4000円程度なので、 自動売買トレーダーは導入しています。  

 

 

VPSを使う理由

災害時、停電時、ネット回線切れ際の保険

VPSを使えば災害時などの非常事態の際でも、サーバーを非常に頑丈な建物に置いているので、自動売買を継続することが可能です。特に日本では災害が多いので、自宅のPCで自動売買を稼働させていた場合、停電などに対するリスクが付きまといます。

電気代、パソコンのファンの騒音

自宅でパソコンをつけっぱなしにしている場合、純粋に電気代がかかるということと深夜帯にパソコンのファンの音が気になる、ということもあります。  

HFT、高速スキャルピング、アービトラージのため

多くの人がトレード用VPSを借りる理由はこれです。トレード用VPSはFX業者と同じデータセンタにサーバーを置いていて、有線接続しているので、コンマ数秒を競うようなトレードロジックにはFX用のVPSが必須になります。  

 

FX専用VPSがレンタルサーバー用のVPSと違うところ

サーバー稼働率の違い

一般的なサーバーはたまに接続が切れたり、何らかの理由でシステムが停止してしまうことが稀にあります。

WEBサイトのサーバーの場合、10分くらいアクセスできなくてもそれほど大した問題ではありませんが、 トレードの場合、この10分の間に暴騰暴落が起きたら大きな損失につながる可能性があります。

そのため、トレード専用のサーバーは稼働率99.99%以上がデフォルトになっています。

 

ロケーションと速度の違い

一般的なサーバーは立地が安い場所にデータセンターを建て、 コストがかからないようにしています。代表的な場所が北海道の石狩です。

それに対して、トレード用のサーバーは証券会社のデータセンターと同じ施設内にサーバーがあります。 一般的にはロンドンのエクイニクス社のサーバーです。

 

同じ施設内で通信するので、もちろん通信スピードは比べ物になりません。また、場合によっては施設内で証券会社と有線でサーバーをつなぐことも可能です。(クロスコネクト)

 

RAID ハードドライブの違い

トレード専用サーバーでは、少しでも演算処理を早くするために、ハードディスクがHDDではなくSSDが使われることが一般的です。HDDからSSDにOSを切り替えたことがある方ならその速度の違いはご存じだと思います。

しかし、HDDは異音がしたり、何かしらの壊れる兆候がありますが、SSDはHDDと異なり いきなり壊れます。

 

そのため、データのバックアップの仕組みが必要になりますが、そのときに判断の決め手になるのがRAIDというバックアップの仕組みです。RAIDはサーバーのハードドライブの構成方法を表したもので、 ミラーリングや補完する方法などいろいろなタイプがあります。

最も堅牢かつお金がかかるのがRaid10で、二つのディスクをミラーリングしながらデータを保管します。

 

FX用VPSの選び方のポイント

サーバーの場所

FX業者のサーバーがニューヨークにあるのに、東京のVPSを借りても仕方ありません。

VPSはFX業者と同じロケーションのサーバーを選びましょう。 自分のFX業者のサーバーがどこにあるかは、 メタクオーツのサイトで大よそ分かります。 https://www.mql5.com/ja/vps  (この場所でないこともあります)

 

エクイニクスかそうでないか

同じ国にあるサーバーの場合、 物理的な距離が近ければ近いほど通信速度は上がります。最も近いのは、FX業者のサーバーと同じ建物にサーバーがあるVPSです。

企業の機関投資家は取引所と同じ建物のコンピュータでトレードしています。 VPSを使えば、機関投資家と同じように、 同じ建物内のコンピューターから発注することができます。

ポイントとなるのは”エクイニクス”かどうかです。 エクニクスは、サーバーがたくさん置いてあるデータセンターを運営・管理しているサーバー会社です。つまり、エクイニクスのサーバーのVPSを使えば、 機関投資家と同じような環境でトレードすることができます。

 

VPS会社一覧(エクイニクス)

Beeks VPS (ビークス)

BeeksVPSの特徴

FX用VPS最大手です。かつては英語のみでしたが、現在は日本語サポートあります。安定性が高く、トレードに完全特化したVPSです。ロンドン、ニューヨーク、東京のエクニクスデータセンターにサーバーがあります。

数万アカウントを保有し、数年前にロンドンで上場しています。

FX会社と同じデータセンターにサーバーがあり、しかもFX会社のサーバーに有線ケーブル接続しています。(クロスコネクト)

FX会社の無料VPSも大抵ビークスのVPSのアフィリエイトか転売です。

 

公式サイトから申し込みをするよりも各FX会社の提携ページから申し込みをした方が格段に安くなります

beeks公式ページ

 

BeeksVPSはFX会社と同じデーターセンターにサーバーが位置している

通常FX会社はエクイニクスというデーターセンターの金融セクター(TY3, NY4, LD5)にサーバーを置いています。まず、ここにVPSがあるかどうかによって処理速度以前に通信速度に大きな差が生じます。

 

同じ建物内にある機器同士で接続しているので、エクイニクスのサーバーのVPSであるかどうかによって取引のスピードにも大きな影響がでます。FX用のVPSが比較的高価であるのもエクイニクスのデーターセンターのラックの契約料による要因があります。

 

 

Beeksのクロスコネクト

クロスコネクトっていうのは、VPSのサーバーとFX業者のサーバーを有線でつなぐことを指します。エクイニクスのデータセンターでは”ラック(棚)”単位でサーバーが区切られているので、同じエクイニクス上にあるからといっても、優先的な接続ができるとは限りません。

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このフローチャートの通りです。Beeksがハブのような状態になっているので、アービトラージをするとかの話になるとBeeksが高速です。

クロスコネクトするには各FX業者とクロスコネクト契約をしなければならないので、エクイニクスにサーバーを置くというレベルよりもさらに一段階上のポジションになります。

 

Beeksならニューヨーク、ロンドン、東京間の通信が早い

もう一つBeeksには特徴があって、ニューヨーク、ロンドン、東京のエクイニクスの通信が優先的に早くなる接続をしています。そのため、国をまたいで高速通信しなければならない場合もBeeksは他より高速です。

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Beeksが直接クロスコネクトしていなくても国をまたぐアービトラージやスキャルピングをする場合もBeeksのVPSが一枚上手(うわて)になります。

 

Beeksの代表は元IBMのエンジニア

VPS上にはEAを設置するわけですが、VPSのセキュリティが弱いとブラックハッカーにデータを取られてしまいます。

サーバーの構築って意外と高度な専門知識がいる分野で、年収も普通のITエンジニアの2倍近くあります。ちょっとでも組み方が変わるといろいろ結果が変わってしまうからですね。(あと純粋に難しいのと情報が少ない)

Beeksの代表はGordonというイギリス人(スコットランド人)で、元IBMで何十年もエンジニアをしていたので、サーバーの構築は折り紙付きです。

 

FX会社経由で申し込むと安くなる

OANDA経由で申し込んだ場合の価格

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オアンダの提携先VPSにはにはお名前ドットコムとBeeksのVPSがあります。BeeksのTY3のプランの場合、1700円/月なのでぶっちぎりで安いです。しかもシルバーなので、メモリ(RAM)が2.64GBあります。

Windowsサーバーのライセンスやエクイニクスデーターセンターの契約を考慮すると、もうほぼ原価です。しかも、オアンダの口座を持っていなくても指定リンク(https://www.oanda.jp/fxproduct/mt4/vps)から申し込みをするとこの特典を受けられてしまうので、ガバガバです。

 

とりあえずスタートするVPSとしてもオススメです。

 

XM経由で申し込んだ場合の価格

XMはBeeksのVPSです。28$~で、ブロンズ(RAM:1.27G)しか選べません。

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VPSをリクエストされる前に、以下をお読みください。

毎月1日に、MT4 VPSサービスは自動的に更新され、以下の条件につき査定されます:

お客様が取引口座に最低5000 USD或いはは他の通貨での相当額の残高(有効証拠金‐クレジット)をお持ちであり、過去30日の間に5ラウンドターンロットもしくは500ラウンドターンマイクロロットの最低取引量(FX、ゴールド或いはシルバー)を行った場合、VPSサービスは無料でご利用頂けます。無料VPSサービスのご利用にあたり、同じメールアドレスでご登録された他の取引口座も合算して計算致します。
クライアントの取引口座 (VPSサービス利用にお使いの口座) が以上の条件を満たさない場合で、サービス手数料(クライアントに保有ポジションがある場合は、小さいマージンも含む)に足る資金がある場合 、前述の28米ドルまたは同等額が口座から引き落とされます。
クライアントの取引口座に利用可能な残高がない場合には、MT4 VPSサービスは停止され、口座に関係するVPSのインスタンスは削除されます。

 

 

 

TTCM/tradersTrust/トレーダーズトラスト経由で申し込んだ場合の価格

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25.11EUR~(27.69USD~). トレーダーズトラストもBeeksのVPSです。VPSの申し込みもBeeksのサイト経由です。

https://www.beeksfinancialcloud.com/partner-traderstrust/

このリンクから申し込みするだけで、7%だけ安くなります。割引率は小さいですが、その代わりトレーダーズトラストには入金条件やトレードロットの条件がありません。このページから申し込むだけで割引を受けられます。

 

HotForex経由で申し込んだ場合の価格

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BeeksのVPSです。入金額が一定額を超えるとその額に応じて無料VPSを申し込めます。30$~です。2月目以降は、ブロンズは5ロット、シルバーは8ロット、ゴールドは15ロットの取引量が必要で、それを下回った場合には正規の料金が口座から引き落とされます。

ロケーションは強制的にロンドンです。

 

FXDD経由で申し込んだ場合の価格

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FXDD クラウドのご利用ご希望のお客様は、必ず弊社ご登録のメールアドレスより下記の内容をjp@fxdd.comへお送りくださいませ。尚、お申し込みの前に最低でも1か月分の使用料がお口座に残高としてあることをご確認ください。残高不足の場合は、開設いたしかねますので予めご了承ください。

  • メールの件名: 「VPS利用申請」
  • メールの本文
    ********************************************************
    VPS利用希望の口座番号:
    お名前(ローマ字):
    ********************************************************

VPSについてのご質問はjp@fxdd.comまでご連絡下さい。

30$~からです。ニューヨークサーバーです。

Commercial Network Services経由で申し込んだ場合の価格

  • 価格:20USD~
  • メモリ:1G~2G
  • SSD:45G
  • OS:Windows2012, Windows2016
  • ロケ―ション:ニューヨーク、ロンドン、東京、香港
  • 支払い方法:クレジットカード、paypal、
  • 言語:英語のみ 

DUAL FIREWALLのセキュリティ。アメリカの会社です。リテール向けというよりも企業向けのサーバー会社です。トレーダー向けのVPSはBEEKSの転売です。

ruvds

  • 価格:10.06USD~
  • RAM: 1GB~
  • SSD: 20GB~
  • OS: Windows2016
  • ロケーション:エクイニクスはロンドンのみ、その他ロシアの各地
  • 支払い方法:paypal, webmoney, クレジットカード
  • 言語:英語、ロシア語

https://ruvds.com/en-usd

ロシアのVPS会社です。日本語対応していませんが、ロンドンのエクイニクスサーバーLD8ならWindows2016サーバーでコスパ最強です。(20.12USD~ LD8 Windows2016 RAM:2GB) FBSの提携先でもあります。

ただし、ニューヨークと東京にはエクイニクスサーバーがないので、ロンドンの場合だけになります。

 

FBS経由

33$~ですが、450ドル以上の入金をすれば最初の月は無料で利用できます。初月は指定ロット以上のトレードをしなければならない、という条件はありません。

 

東京、アムステルダム、パリ、ロンドンなどロケーションを選べます。VPS会社はRU VDSで、Beeksではありません。(ruvds.com)

ロンドンの場合、エクイニクスのLD8です。LD5ではありませんが、RU VDSから直接申し込めばLD5も契約可能です。ただし、調べてみたところ、最近のFX会社はLD5よりもLD8にサーバーを持っていることの方が多いので、LD8の方が上位互換です。

また、メモリ(RAM)が4GBもあるので、MT4/MT5を大量に同時起動させることができるという意味ではコスパ最強です。

トレードをしなくてもこのスペックのVPSが33$なら割安です。

forex-mt4-mt5-eaVPSサーバー利用規約
お客様専用のVPSサーバーを利用するためには、次の条件を満たしている必要があります:
A.2016年11月9日から、少なくとも$450以上の1回のご入金、
B.個人エリアで、「サーバーの設定」ボタンをクリックしてサービスの利用申請
サービスは利用開始から一ヶ月は無料でご利用いただけます
サービスのご利用から2か月目からは、前月に3ロット以上のお取引により無料でご利用いただけます。(「セント」口座での1ロットは、0.01スタンダードロット)株式の取引を行う場合(MetaTrader5でのみ利用可能)、1ロットが0.1の標準ロットであることにご注意ください。
ECN口座の取引ロットは、上記条件のロットに加算されません。
前月に取引されたロットが3ロットより少ない場合、翌月よりサーバーのセットアップ料金としてお客様によって指定された取引口座より$33が引き落とされます。この料金がお客様の取引口座か引き落としできず、取引量も条件を満たしていない場合は、サービスはキャンセルされます。
例:お客様が450ドルの入金を行い、2016年11月9日から2016年12月9日の期間内にVPSサーバーを設定するとサービスは無料で提供されます。2016年12月9日から2017年1月9日の期間にサービスを無料で利用するためには、2016年11月9日から2016年12月9日の期間に最低3ロットを取引しなければいけません。2016年11月9日から2016年12月9日の期間内のお客様の取引が3ロットより少なかった場合、2016年12月10日に指定口座から利用料の$33が差し引かれます。
顧客の口座にお金がない場合、FBSは顧客の他の既存の口座から手数料を引き出す権利を有します。
お客様は、個人エリア内のサービスページより「サーバーのキャンセル」ボタンをクリックすることで、いつでもサービスをキャンセルすることができます。サービスのキャンセルした場合、その月の残りの期間分は日割り計算されません。
一度VPSを有効化した後にキャンセルした場合、次に再び有効化する際に$450+のデポジットが必要となります。

FXVM

  • 価格:19USD~
  • RAM;1.5GB
  • SSD : 40GB
  • OS:Windows2012, Windows2016, Windows2019
  • ロケーション:ロンドン、ニューヨーク、アムステルダム、チューリッヒ、フランクフルト、シンガポール、香港、東京
  • 支払い方法: クレジットカード、paypal, skrill, bitcoin

エクイニクス内サーバー。ニューヨークとロンドンにサーバーがあるトレード用VPS

 

ForexVPS.net

  • 価格:29.99USD~
  • RAM : 2.0GB~
  • SSD : 60GB
  • OS : Windows Server 2012, Windows Server 2016, Windows Server 2019 
  • ロケーション:ニューヨーク、ロンドン、マンチェスター、チューリッヒ、アムステルダム、フランクフルト、シンガポール、東京
  • 言語:英語

完全にトレードに特化したVPS。エクイニクスサーバーです。

 

FOZZY

  • 価格:19.95€~
  • RAM:1GB
  • HDD: 30GB
  • ロケーション:ロシア、オランダ、イギリス
  • 支払い方法:クレジットカード、Paypal
  • 言語:英語

バックアップが毎日あるオランダのVPSです。エクイニクスであることは明記されていないですが、HotForexなどへのpingが1msであることから、Equinixのサーバーである可能性が高いです。

 

MetaQuotesメタクオーツVPS

MT4/MT5純正のVPSです。一般的なVPSとは大きく異なる仕様のVPSです。VPSを契約すれば自宅のMT4にセットした情報がそのままVPS上のMT4に自動的に反映されます。

  • 価格:15USD
  • ロケーション:世界中, エクイニクスだったりそうでなかったり
  • OS:不明
  • RAM:不明
  • SSD:不明
  • 支払い方法:paypal, ePayments, WebMoney

 

メタクオーツVPSのメリット

FX業者に最も近いVPSが自動で割り当てられる

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https://www.mql5.com/ja/vps ではFX業者名を入力すると、そのサーバーのロケーションと最も近いメタクオーツのVPSを表示してくれます。

また、アクセス速度も表示してくれるので、実際にどれくらいのスピードでアクセスできるかが分かります。

 

VPS上にMT4をインストールしたり、EAをコピーしたりする手間がいらない

メタクオーツのVPSは従来のVPSのようにWindowsサーバーではありません。

ローカルのPCのMT4でVPSをONにすると、そのMT4にあるチャート、EA、インジケーターがそのままサーバーに送られ、VPS上で稼働します。

そのため、RDPファイルを生成したり、VPSにMT4をダウンロードしてインストールして、ログインして、EAをコピーして、EAの各種設定をして…という手間が要りません。

 

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VPSが稼働するとアカウント欄にこのような表示が出ます。TitanFX-3のサーバーはニューヨークにあるので、ニューヨークの一番近いVPSになっています。

 

CPU,メモリ使用量が確認できる

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メタクオーツのVPSではデフォルトでメモリ使用量やCPU使用量、ハードディスク使用量を確認する機能がついています。

普通のVPSの場合、専用常駐ソフトをインストールしなければならないので非常に便利です。

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メタクオーツVPSの使い方

メタクオーツのVPSはこれまでのVPSとは大きく異なります。Windowsサーバーではなく、MT4開発母体しかできない形態をとっています。

 

具体的に言うと、ローカルのPCのMT4でEAなどの設定すれば、勝手にVPSにすべてが反映される仕様です。

リモートWindowsにログインしたり、RDPファイルを作ったり、VPSでMT4をインストールしたり、EAを送信する必要はありません。

 

本当に簡単です。

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利用する際はMT4の上部のクラウド+サーバーアイコンをクリックするだけです。

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最初は1440分(1日)の無料お試しができます。1か月で10ドルで、3か月にすると27ドル(3ドル安くなります。)

 

VPSにすれば現在よりも164.54ミリ秒早くなると出ています。

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決済にはpaypal、カードがありますので、支払いは特に問題ないと思います。

利用規約のチェックボックスは必ずチェックをつけてください。

自動支払い更新をするかどうかは各自の判断でチェックを入れてください。

終わると、ぱっと見何も変わらないので「これでいいのか..」状態になりますが、

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ナビゲーターにクラウドマークがついていればOKです。あとはMT4を閉じても勝手に自動売買が進みます。

 

VPSの自動売買がONになると、ローカルPCの自動売買は自動的に停止状態になります。

止める場合はクラウドマークをダブルクリックします。

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「Stop」ボタンを押せば一時的に止まります。

再開する場合は「Start」を押せば再開します。

 

契約してから24時間は返金できますが、24時間を過ぎると返金対象外です。

 

同期パターンについて

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同期パターンには3種類あります。

All(すべて):EA、インジケーター、シグナルを同期します。

Experts(EA):EA、インジケーターが同期されます。

Signal(シグナル):シグナルだけ同期します。

 

シグナルっていうのはMQL5のソーシャルトレード(コピートレード)のサービスです。「なんのこと?」っていう人は、AllかExpertsにしていればOKです。

 

VPSのログの場所

[ターミナルデータフォルダ]logshosting. *. terminalにVPSのログがありますので、ログを確認したい方はそちらでどうぞ。

 

メタクオーツVPSのデメリット

日本のMT4FX業者はBeeksのTY3の方が良い

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残念ながら、みんなが大好きOandaやFXTFなどの日本のFX業者の場合、最も近いVPSが中国です。

こればっかりは、BeeksのTY3(豊洲)のサーバーの方が早いです。

 

アカウントが複数ある場合は割高

MT4で1アカウントで月15ドルなので、2~3アカウントならメタクオーツのVPSの方が安いですが、それ以上のアカウントを自動売買させるとなると、ちょっと高いです。

4アカウント以上のMT4を同時に自動売買させる場合は、BeeksのVPSが割安です。

 

MT4/MT5間でファイル関数を使ってデータをやり取りする場合はNG

アービトラージやコピートレードシステムの場合で、ファイル関数とCOMMONファイルを使っている場合は、MT4/MT5のサーバーそのものが変わってしまうので、使えません。

 

従来のタイプのVPSが必要です。

 

DLLは反映されない(使えない)

EAの設定やチャートはVPSに勝手にコピーされますが、DLLはその範囲外です。

そのため、DLLを使用するEAの場合は使えません。

ただし、WebRequest機能はそのまま使える&反映されるので、URLを許可していればVPSから他のサーバーにもアクセスできます。

あと、スクリプト内で無限ループ処理している場合も、スクリプトは同期されないので使えません。

独自に作ったオリジナルチャートも同様に同期されません。

 

 

各FX会社へのping測定結果(通信速度,レイテンシーの比較)

FX会社のサーバーがどこにあるかというのは、重要なようなであまり気にされていないことが多いです。MQL5のVPSページを使えば、各FX会社のサーバーのDNSがどこに登録されているかはわかりますが、実際のサーバーのロケーションと乖離がある場合もあります。

 

だいたいpingが5msを切った場合は、そのエクイニクスデーターセンターにサーバーがあると見て間違いありません。逆に10ms~20msくらいの場合は、近隣にはあるけど施設が異なるか、数十キロ離れている可能性が高いです。

 

初手で10msを切った場合には、他のデーターセンターではそれ以上の値が出ることはまずありえないので、他のデータセンターではテストしていないケースもあります。(EZインベスト証券など)

 

逆に、どこでも10msを切らない場合は、アムステルダムかフランクフルトかモスクワか香港かシンガポールにサーバーがあると考えて良いでしょう。

 

LD8とLD5の違いは同じロンドンですが、場所がちょっと離れています。LD8の方が都心にあり、LD5はちょっと郊外にあります。

 

  • LD8, LD5 : ロンドンのエクイニクスサーバー(Beeks, Ruvds)
  • NY4 : ニューヨークのエクイニクスサーバー(beeks)
  • TY3 : 東京のエクイニクスサーバー(beeks)

 

    LD8 LD5 NY4 TY3
[MT4]FXPRO STP 1.24 2.42 72.31 213.35
[MT5]FXPRO STP 1.48 2.9 73.94 224.06
[MT4]FIBO cent 5.89 9.85 81.66 217.52
[MT4]HotForex ZERO(ECN?) 6.72      
[MT4]HotForex MICRO 7.57 10.06 81.45 220.06
[MT5]HotForex PREMIUM(Live1) 8.36 8.27 81.45 220.06
[MT4]Axiory (Live03,Live04) 3.72 3.54 73.25 209.5
[MT4]XM(7~40)  XMZero 5.87 5.47 79.52 228.45
[MT4]XM(7~40)  Standard 5.87 5.47 79.52 228.45
[MT5]XM XMZero 5.6 6.38 75.56 233.16
[MT4]MyFXChoice Pro   5.32 9.67 75.46 219.23
[MT4]MyFXChoice Classic   12.69 16.14 86.06 225.45
[MT5]MyFXChoice Pro Live MT5 Pro 5.67 19.41    
[MT4]easymarkets.com   7.02      
[MT4]DukasCopy   22.76 22.94 215.94 103.92
[MT4]TradersTrust (Pro) Pro(ECN) 1.28 4.81 72.65 207.86
[MT4]TradeView STP->ILC 1.39 2.91 73.17 208.37
[MT4]IronFX(1~8)   0.91 2.63 68.22 210.37
[MT4]MiltonMarketsUK Premium 1.27 2.29 70.72 207.42
[MT4]MiltonMarketsUK Standard 1.27 2.29 70.72 207.42
[MT4]FBS STPスタンダード 1.6 3.54 74.08 208.15
[MT4]FBS ECN ECN 1.87      
[MT5]FBS STPスタンダード 1.6 3.06 56.3 236.3
[MT4]FXOPEN STP STP 37.16 47.91 111.32 245.87
[MT4]FXOPEN Crypto Crypto 37.16 47.91 111.32 245.87
[MT5]FXOPEN(ECN) ECN MT5 48.72   109.04 252.62
[MT4]IFCMarkets Micro (Fixed spread) 18.54 23.17 75.06 227.47
[MT5]IFCMarkets Micro (Floating spread) 16.54   75.95 232.35
[MT4]Tickmill(London5) Classic 1.37 0.66 53.28 206.84
[API]OANDA     72 3 168
[MT4]OANDA JP NY4   71.08 71.08 0.64 209.67
[MT4]TitanFX(1~3) ECN(Blade) 68.47 72.39 5.99 140.44
[MT5]TitanFX ECN(Blade) 70.58 ? 2.54 161.89
[MT4]BlackBullMarkets   69.6 70.67 6.05 140.47
[MT5]CryptoGT USDT 29.75 30.84 47.88 228.79
[MT5]CryptoGT BTC 29.75 30.84 47.88 228.79
[MT5]FXGT=CryptoGT   29.9   46.1 228.46
[MT4]AAAFx   75.31   10.43 146.08
[MT5]TradeView ECN 70.2 83.79 0.54 158.54
[MT4]forex.com(GainCapital)   136.78   69.43 213.7
[MT4]FXDD ノーマル 68.86 72.56 4.16 148.47
[MT4]MiltonMarkets2Live8   68.65 71.09 3.02 146.79
[MT4]OANDA JP TY3   212.53 218.4 6.31 0.53
[MT5]OANDA JP TY3   212.53 218.4 6.31 0.6
[MT4]Axiory(01,02) Nano(ECN) 213.04 225.38 165.25 3.36
[MT4]Bigboss(LIVE,LIVE2) Standard 205.59 ? 227.21 0.3
[MT4]Bigboss leverage400 Standard        
[MT4]Bigboss(LIVE3)Pro Spread ProSpread 174.57 ? 230.67 68.9
[MT4]Rev Trading   215.45     1.61
[MT4]外為ファイネスト         2.7
[MT4]bitpoint         1.75
[MT4]EZインベスト証券         0.35
[MT4]FXCM/楽天FX   233.71 236.34 174.38 108.43
[MT4]Forex Exchange俺のFX   207.93 217.06 159.11 0.25
[MT4]FXTF (Primary DC)   221.43 231.71 170.2 3.13
[MT4]LandFX   224.58 237.91 162.69 4.09
[MT4]MyFXMarkets Pro 218.98 232.59 161.88 4.05
[MT4]GemForex(01,02)   157.84 233.36 233.41 73.51
api.binance.com   1   2 1
api.kraken.com   1   1 1
www.xfutures.io   9   2 1
api.bitflyer.com   1   8 210
poloniex.com   1   3 1
www.bitstamp.net   86   25 138
api.liquid.com   1   4 1

 

FX用VPS一覧(エクイニクス外)

エクイニクスでないFX用VPSの場合は高速接続は期待できませんが、料金が安い傾向があります。中長期トレードの自動売買向けです。

myFXvps

  • 価格:$8.5~
  • RAM:1GB~
  • SSD:30GB~
  • OS: Windows2008, Windows2016
  • ロケーション:ドイツ、オランダ、ニューヨーク、モスクワ、ロンドン
  • 支払い方法:クレジットカード、paypal、ePayments、PerfectMoney、WebMoney、銀行送金
  • 言語:英語

WebmoneyやNETELLERなどで支払いができるロシアのVPS

 

Winner VPS

  • 価格:$6.99~
  • RAM:1GB~
  • SSD:25GB
  • ロケーション:ニューヨーク、ロンドン、シンガポール、ジャカルタ
  • OS : Linux
  • 言語:英語

インドネシアのVPS会社。申し込みから5分で利用可能なVPSです。ただし、OSがLinuxなのでMT4/MT5を稼働させるにはLinux上でWineを起動する必要があります。

 

Accuwebhosting

  • 価格:12USD~
  • RAM:1GB~
  • SSD:35GB~
  • RAID:6
  • OS:Windows2012, Windows2016
  • ロケーション:デンバー(米国)、北バージニア、オハイオ州、オレゴン、ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京、モントリオール、フランクフルト、アイルランド、ロンドン、パリ、JHB(南アフリカ)

場所によって料金が大きく変わります。


Corgitech

  • 価格:10USD~
  • RAM:512MB~
  • OS:不明
  • ロケーション:ロンドン、ラスベガス、フェニックス、ニューヨーク
  • 支払い方法:クレジットカード、paypal

コーギーテックはドメイン販売を主力にしているホスティング会社です。そういった意味では日本のお名前ドットコムに似ています。FX用ではありません。


4x Hosting

  • 価格:34.97USD~
  • SSD:25GB~
  • RAM:1GB~

24時間サポートがあり、BandWidthに制限がないトレード用VPSです。ただし、現在申し込みページがどこにもなく、契約できない状態です。

 

Cheap Forex VPS

  • 価格:10.20USD~(2年契約で3.73USD/月)
  • SSD:12GB
  • RAM:512MB~
  • OS: Windows2008
  • ロケーション:不明
  • 支払い方法:銀行送金、クレジットカード、paypal、WebMoney

最小プランは安いが、まともなコースにしようとすると割高になる

 

 

Forex EA VPS

  • 価格:$18~
  • SSD:15GB~
  • RAM:1GB~
  • OS: Windows2008, Windows2012
  • ロケーション:不明
  • 支払い方法:paypal、ビットコイン
  • 言語:英語

VPSが止まったらメールで知らせてくれるサービス付(いや、止まんなよ)

 

VPS Forex Trader

  • 価格:$24.99~/月契約、14.99~/年契約
  • RAM:4GB
  • HDD : 50GB
  • OS: Windows2016
  • ロケーション:リトアニア、オランダ、ニューヨーク
  • 支払い方法:paypa、bitpay、クレジットカード、skrill

 

iwishost

  • 価格:$15~(US), $18~(UK)
  • RAM: 1GB~
  • SSD: 20GB
  • OS: Windows
  • ロケーション:アリゾナ、ニューヨーク、アムステルダム、ロンドン
  • 支払い方法:クレジットカード、paypal、webmoney、perfectmoney、ビットコイン
  • 言語:英語

 

LinkUpHost

  • 価格:$22~
  • RAM:2.5GB
  • SSD:22GB
  • ロケーション:不明
  • 支払い方法:クレジットカード、paypal
  • 言語:英語

MT4とMT5がプリインストールされている

 

Next Point Host

  • 価格:€15.0~
  • RAM:2GB~
  • SSD: 40GB~
  • ロケーション:ソフィア、フランクフルト、ロンドン
  • 支払い方法:クレジットカード、paypal、PerfectMoeney

 

お名前.com FX用 VPS

  • 価格:1230円~
  • RAM: 1.5GB
  • SSD: 60GB~
  • OS: Windows Server 2019
  • 支払い方法:クレジットカード、銀行振り込み、コンビニエンスストア、請求書払い、口座振替
  • 言語:日本語

国内唯一のFX用VPS 安い反面、不安定なので、サーバー不調で損をしても自己責任 追記:だいぶ改善されたようです。

データセンターの位置については、日本またはアメリカのどちらかを選択できます。

FX用と宣伝しているのにエクイニクスにサーバーを置かずに安いところにサーバーを置いて経費をケチるのはいただけないです。スピード勝負もいまいちだし、その分安いわけでもないので、ブランド名だけです。

 

使えるネット

  • 価格:2500円/月、セットアップ:4000円
  • SSD: 50GB
  • 支払い方法:クレジットカード、銀行振込、paypal
  • 言語:日本語、英語

使えるねっとのデータセンターは使えるねっと本社も拠点を置く、長野県長野市にあります。つまり、FX用と言いながら、FX会社がサーバーを置くエクイニクスにはサーバーを置かずに、土地が安い長野にサーバーを置くというボッタクリ。

以前はFX専用ページにFX用VPSに関する記述がしっかりありましたが、もう現在はFX向けには注力していないと考えられるくらい、FXの文字が見当たりません。

稼働率や安定性は評価できても、トレードにおけるスピード勝負ではまだまだこれからです。

 

ベストネット

  • 価格:1580円~
  • RAM: 1.5GB~
  • SSD+HDD: 50GB
  • OS: Windows2012
  • ロケーション:宮城県
  • 支払い方法:paypal、アマゾンペイ、クレジットカード

宮城県の和製VPS会社です。地方活性化のためにもIT業界で頑張ってもらいたいですね。15日間無料キャンペーンなどもあります。

 

Q.ping応答速度はどの程度ですか?

混雑状態により東京まで6msから12ms前後です。

NYまでは150msから180msです。

 

運営会社名:株式会社ベストワン

住所:宮城県遠田郡美里町荻埣字新朝日壇125-2

forex-mt4-mt5-ea

 

仮想通貨取引所のサーバーの場所

FXの世界ではそれぞれのFX業者のサーバーがどこにあるかを調べて、
それに対して最も近いデータセンターにサーバーを構えて自動売買をするというのが正攻法ですが、

仮想通貨ではまだまだVPSなどのニーズが希薄なので、
今回はそれぞれのサーバーがどこら辺にあるのかを推定するために速度を計ってみました。

リクエスト先
CoinCheck : coincheck.com
bitFlyer : api.bitflyer.jp
ZAIF : api.zaif.jp

コインチェックはAWS,ZAIFもアマゾンのサーバーだったと思います。
(ソースはツイッターの公式アカウント)

bitFlyerは今のところ分かりません。

とりあえず、日本とニューヨークのVPSからpingを送ってみます。

まずはニューヨークから。
bandicam 2017-11-21 15-43-05-506

うん、まずbitFlyer以外pingが届かない\(^o^)/
とりあえず、bitFlyerはcloudflareのサーバーみたいですね。

今度は日本から。
bandicam 2017-11-21 15-49-01-542

ん!?

アメリカからの方が早いですね。

あと気になるのはZAIFのIPアドレスが変わっていること。
アクセスする場所によって変えているっぽいです。

一応IPアドレスとドメインの関係を調べるサイトを使ってみると、
bandicam 2017-11-21 15-55-34-800

bandicam 2017-11-21 16-01-48-643
コインチェックも変わりました。

そりゃぁ、大規模アクセスがあるわけですからサーバーを分けたり、
pingを弾いてDOS対策したりしていますよね。

その点、bitFlyerはそういう表面的な対策があまりされていない割に
実際のサーバーは強固な方だったりするわけで、
何か特別な処理をしているのかもしれません。
(単純にマネーパワーでごり押ししているようにも見えますが…)

一応、信頼性は100%ではないですが、
IPアドレスから大まかな位置を調べてみます。

※IPアドレスからGPS並の位置を調べることは、一般人の環境では不可能ですが、
国や町レベルで推定することは可能です。

コインチェック
bandicam 2017-11-21 16-06-00-262
bandicam 2017-11-21 16-07-13-302

bitFlyer
bandicam 2017-11-21 16-07-53-350
カンザスやんけ

ZAIF
bandicam 2017-11-21 16-09-11-464
bandicam 2017-11-21 16-09-52-585

このとき気づいたのですが、CoinCheckとZAIFはかなりたくさんのIPに振り分けています。
しかもそれは場所ベースではなく、アクセスによって都度変わるのでランダムっぽいです。

bitFlyerに関してはニューヨークですらない…
アメリカで金融と言えばニューヨークなのですが、カンザスというのはかなりトリッキーですね。

高速通信が要求されるAPIでプロキシを経由させられているとも考えにくいので、
ロケーションは少なくともアメリカで間違いないと思います。

結論

アービトラージをする際は、
コインチェックとZAIF間の場合は東京のサーバーがベスト

bitFlyerを挟む場合は東京かアメリカがベスト
つまり、東京とアメリカを高速で繋いでいるサーバーがベスト(結局BEEKSのサーバーじゃん)

つまり、
現物取引アービトラージは東京のサーバー
信用取引アービトラージはBEEKSのTY3かNY4

AWSが豊洲のエクイニクスであるという保証はないので、
東京のサーバーに関しては処理が早ければどこでもいいんじゃないかと思います。

 

  LD8 NY4 TY3
api.binance.com 1ms 2ms 1ms
api.kraken.com 1ms 1ms 1ms
www.xfutures.io 9ms 2ms 1ms
api.bitflyer.com 1ms 8ms 210ms
poloniex.com 1ms 3ms 1ms
www.bitstamp.net 86ms 25ms 138ms
api.liquid.com 1ms 4ms 1ms
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