Yandex Translation APIで無料で翻訳する(Google/Microsoft/みらい翻訳比較)
目次/もくじ
翻訳APIっていうと有名どころだとGoogle Translate v2/v3 やMicrosoft Translate(bing)などがあるのですが、フリープランがなかったり、料金が絶妙に高かったり、そもそも翻訳のクオリティがいまいちだったりします。
さすがライティング/リーディングに関しては世界一難しい言語なだけあります。他のヨーロッパ系の言語では、比較的マシな水準まで翻訳レベルが進んでいるようですが、日本語に関してはまだまだです。
「どうせ翻訳のクオリティがどれも悪いなら、無料がいい」と思う訳で、今回はYandex(ロシアのGoogleみたいなサービス)に目を付けました。
Googleもかつては無料プランがあったのですが、現在は着々と有料化がすすんでいるので、フリープランがあるYandexは穴場です。
YANDEX 翻訳
翻訳をちょっと試してみる (英語:английский 日本語:японский)
もしかしたら、日本のIPだとアクセスできないかもしれませんが、その場合はVPNでもプロキシでも使ってみてください。
超シンプルなAPIなので、基本的にはAPIを発行して、それにアクセスするだけです。
1 |
https://translate.yandex.net/api/v1.5/tr.json/translate?key=MY_API_KEY&text=book&lang=ja&format=html |
こんな感じで返ってきます。
1 |
{"code":200,"lang":"en-ja","text":["書籍"]} |
json形式もわかりやすく、シンプルです。
リクエスト方法
1 2 3 4 5 6 7 |
https://translate.yandex.net/api/v1.5/tr.json/translate ? key=<API key> & text=<text to translate> & lang=<translation direction> & [format=<text format>] & [options=<translation options>] & [callback=<name of the callback function>] |
分かりやすく、かつ、簡潔です。POSTで送信したい場合はPOSTプロトコルも可能です。
また、レスポンスもjson形式とXML形式を選択できます。
APIキーの発行
YANDEX APIキー発行 こちらで発行できます。Yandexのアカウントさえあれば、「Create a new key(キーを発行する)」一発で発行できます。
レスポンスコード
値 | 詳細 |
---|---|
200 |
成功 |
401 |
APIキーが無効 |
402 |
APIキーがブロックされている |
404 |
1日の上限に到達 |
413 |
テキストサイズがでかすぎ |
422 |
翻訳不能 |
501 |
翻訳対象外の言語 |
いろいろな翻訳サービスしてみた結果比較
元テキスト(ドキュメンテーションの一部)
The only option available at this time is whether the response should include the automatically detected language of the text being translated. This corresponds to the value
1
for this parameter.If the language of the text being translated is defined explicitly, meaning the
lang
parameter is set as a pair of codes, the first code defines the source language. This means that theoptions
parameter does not allow switching to automatic language detection. However, it does allow you to understand whether the source language was defined correctly in thelang
parameter.
翻訳したテキスト(YANDEX)
この時点で利用可能な唯一のオプションは、応答が翻訳されているテキストの自動的に検出された言語を含めるかどうかです。 これは、このパラメーターの値1に対応します。
翻訳されるテキストの言語が明示的に定義されている場合、つまりlangパラメータがコードのペアとして設定されている場合、最初のコードはソース言語を つまり、optionsパラメータでは、自動言語検出への切り替えはできません。 ただし、langパラメーターで原文言語が正しく定義されているかどうかを確認することができます。
翻訳したテキスト(GOOGLE)
現時点で利用可能な唯一のオプションは、応答が翻訳されるテキストの自動的に検出された言語を含むべきかどうかです。 これは、このパラメータの値1に対応しています。
翻訳されるテキストの言語が明示的に定義されている場合、つまりlangパラメータがコードのペアとして設定されている場合、最初のコードはソース言語を定義します。 これは、optionsパラメーターが自動言語検出への切り替えを許可しないことを意味します。 ただし、langパラメーターでソース言語が正しく定義されているかどうかはわかります。
翻訳したテキスト(Microsoft(bing))
現時点で使用できる唯一のオプションは、応答に翻訳対象のテキストの自動的に検出された言語を含めるかどうかです。これは、このパラメーターの値 1 に対応します。
翻訳されるテキストの言語が明示的に定義されている場合、つまり lang パラメーターがコードのペアとして設定されている場合、最初のコードはソース言語を定義します。つまり、options パラメーターでは、言語検出の自動検出に切り替える必要はありません。ただし、ソース言語が lang パラメーターで正しく定義されているかどうかを理解できます。
翻訳したテキスト(みらい翻訳)
https://miraitranslate.com/trial/
現時点で利用可能な唯一のオプションは、翻訳中のテキストの自動検出言語をレスポンスに含めるかどうかです。これは、このパラメータの値1に対応します。
翻訳されるテキストの言語が明示的に定義されている場合、つまりlangパラメータがコードのペアとして設定されている場合、最初のコードがソース言語を定義します。つまり、optionsパラメータでは自動言語検出に切り替えることはできません。ただし、ソース言語がlangパラメータで正しく定義されているかどうかを確認できます。
文法的にちゃんとしたこのテキストの場合、どれも大した差はないですが、経験上、Google翻訳だけちょっと他よりも微妙な雰囲気があります。一番いいのは”みらい翻訳”だと思います。
「このご時世にGoogleよりも良いサービスを展開するなんて、このベンチャー企業やるな~」と思ったらNTTが51%株を保有しているんですよね。(あっ察し)
ただ、みらい翻訳のAPIって完全にBtoBでしかも料金体系が不明なんですよね~ってことで、結局YANDEXに落ち着くと…
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