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第10回:テクニカル指標を使ったEA~RSIのEAを作る~

公開日: : FX自動売買開発 , , , ,

今回はテクニカル指標によるEAの一つとして、
RSIのEA
を作ります。

※実際に稼働させるEAには他にも様々な設定や記述や安全装置が必要です。

RSIを条件に入れたEAを作る

MQLにはデフォルトで様々なテクニカル指標が搭載されていますが、
その中でも著名で入力する情報が少ないRSIを今回は取り上げます。

RSIって何?という方は以下の画像をご覧ください。
下記のサブウィンドウの表示のインジケータがRSIです。

オシレーター系のインジケータで逆張りによく利用されます。

rsi_sample

RSIの関数は、

です。

意味合いは、
少数表示 iRSI(通貨ペア、時間足、期間、適応価格、RSIの場所)
です。期間はRSIの計算期間を指し、適応価格は四本値(始値、終値、高値、安値)の内どれで計算するかを指します。「何のこと?」と思った方はとりあえず、適応価格は終値にしましょう。

例えば、

と書くと、
現在セットされている通貨ペアで、
現在セットされているチャートの時間軸で、
終値べースでロウソク足24本分計算された、
現在のRSIの値が取得できます。

「RSIが30上抜け」は 「RSI >30」では説明できない

エントリー条件として、
RSIが30を下から上に抜けた場合を考えます。

一般的な感覚では、

とすれば良さそうですが、
この条件ではRSIが30以上のときは常にエントリー条件を満たしてしまいます。

上抜ける場合は、
1つ前のロウソク足の位置でRSIが30よりも下にあるという条件が必要です。

これでRSIが30を上抜けということを条件にできます。
※<=は以下を表します。 <は未満です。 =<と書いてもエラーになるので注意しましょう。

RSIが30上抜けで買い、70到達で決済するEA

下記がコードになります。これからはポジションを持つ際には、
現在のポジションを条件に入れるようにしましょう。

また、こういった必ず使う条件は”フィルター”として分けておくのも良いでしょう。

フィルター化した場合のコード

EAをテストしてみる
上記のコードをコンパイルしてEAにしてテストしてみます。

バックテストのやり方については今回は取り扱いません。

MT4の操作については分かりやすく解説したサイトがたくさんあるので、
そちらをご参照ください。

下記がテスト結果のサンプル(2014/1/1~2014/12/31 USDJPY 5M)です。

rsi_test_sample

一見良さそうに見えますが、
今回のコードには損切りの記述がないので一回の損失に制限がありません。

2014年の相場は全体的に上昇相場だったので、
相場の推移の影響をかなり受けたテスト結果になっています。

このコメントはWEBに公開されるので、問い合わせ等はメールでお願いします。

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