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EA化できないインジケーターをむりやりEA化する方法

公開日: : FX自動売買開発 , , , ,

意外と知られていないようなので、ちょっとした小ネタです。

世の中にはいろいろなインジケーターがあるわけですが、
その中にもEA化できるインジケーターとEA化できないインジケーターがあります。

これの境目はどうなっているかというと、
基本的にはインジケーターのプログラミングの書き方に依存しています。

具体的にはバッファに値を格納しているかどうか、ということになります。

非開発者向けに言うと、チャートにインジケーターをセットして、
マウスを近づけたときに、値が表示されるかどうかの違いです。

一般的には、バッファに値を入れないタイプのインジケーターの場合
「残念ですが、EA化は諦めてください」ということになるのですが、

実は無理やりEA化することは可能です。

MQL開発者の方で、オブジェクト関数をよく触る人なら気づいていると思いますが、
チャート上に表示されているオブジェクトはそれぞれスクリプト側から制御することができます。

これはプログラムをセットしているチャートや、オブジェクトを生成したプログラムには依存しないので、
他のプログラムが生成したオブジェクトを取得することが可能という訳です。

分かりやすく言うと、
・インジケーターが矢印とか花マーク(オブジェクト)とか表示
・EAがチャート上に表示されたマーク(オブジェクト)の情報を取得
・取得したオブジェクトの情報を元に自動売買
という構図です。

一般的なインジケーターー>EA化の場合は、
・EAがインジケーターをiCustomという関数で取得
・iCustomのデータを基に自動売買
なので、

一般的なやり方と比べるとプロセスが増えます。

また、チャート上のオブジェクトを元に自動売買をさせる場合、
EAのセットとは別にインジケーターも毎度セットする必要があります。
(たいした手間ではないですが…)

問題は、世の中には
・セットしたタイミングによって描写が変わるインジケーター
・リペイントするインジケーター
・後出しをするインジケーター
があることです。

これらは今回の問題とは完全に別物ですが、クレームの種になることは容易に想像できるので、
システム化する場合には要注意です。

まぁ、しかし、
このオブジェクトから情報を取得するのって
そのインジケーターがどういう名前のオブジェクトを生成するのかを観察しなければならないので、
結構面倒だったりします。

なので、開発者の立場としては
「(本当はEA化できるけどめんどくさいから)バッファがでてないので、ちょっとEA化は難しいですねぇ」(できないとは言ってない)
とお茶を濁すわけです。

ちなみにオブジェクトは
・チャート上で右クリック
・オブジェクトリストをクリック
で参照できます。

オブジェクトは必ず重複しない名前になっているので、
オブジェクト名とシグナルの対応が取れれば自動売買ソフト化ができます。

bandicam 2017-11-12 11-37-16-213

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