AWSでWebサーバ構築 (EC2xUbuntu) その4
■■SSHでサーバに入る■■
いよいよサーバーに入ります。ここからの流れはよくあるVPSと同じなのでさくらVPSの回と重複が結構あります。
SSHクライアントであるPuttyかTeraTermをインストールします。前回はputtyだったので今回はTeraTermにします。
ログインの際には、「ubuntu@’グローバルIP’」か「ubuntu@’Public DNS (IPv4)’」を入力します。Public DNS (IPv4)は、インスタンスのIPアドレスを入れます。
したっけ、Use RSAを選択して、先ほど作成したキーペアファイル(.pem)を選択します。
この状態だと権限が弱い一般ユーザなのでrootユーザーに切り替えます。
1 |
$ sudo su - |
と打ちます。
コマンドの作業は前回のVPSでWEBサーバーを立てた時とほとんど同じです。
■■OSのバージョンアップ■■
OSに最新情報がないかチェックします。
1 |
# apt update |
■Apacheを入れる
1 |
# apt install apache2 |
■vimを入れる
1 |
# apt install vim |
■PHPを入れる
次にPHPを入れます。
1 |
# apt install php |
インストール中にも表示されていますが、バージョンを調べるには
1 |
# php --version |
と入れます。EC2のUbuntu14ではphp5.6がデフォルトでした。
■ libapache2のインストール(apacheにphpを認識させる)
1 |
# apt install libapache2-mod-php |
■■MySQLを入れる■■
1 |
# apt install mysql-server |
データベース管理にMySQLを入れます。
ユーザーパスワードを求められますので、適当に入力します。
■■データベースを作成■■
1 |
# mysql -u root -p |
ここからはSQLなので最後に;を入れます。
1 |
> mysql> create database thedatabse; |
・ユーザーの作成
1 |
> GRANT ALL ON thedatabase.* TO 'ユーザー名'@'localhost' IDENTIFIED BY 'このユーザーのパスワード'; |
・SQLの終了
1 |
> mysql> exit; |
・MySQLの再起動
1 |
# service mysql restart |
■■ApacheとMySQLの自動起動設定■■
自動で起動されるようにします。
1 2 3 |
# apt install sysv-rc-conf sysv-rc-conf apache2 on sysv-rc-conf mysqld on |
■■phpMyAdminのインストール■■
ブラウザからSQLを操作できるようにphpMyAdminを入れます。
1 |
# apt install phpmyadmin |
・シンボリックリンクを作成
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# ln -s /etc/phpmyadmin/apache.conf /etc/apache2/conf-available/phpmyadmin.conf |
・phpMyAdminのログインパスを変える
・設定を読み込ませる
1 2 |
# a2enconf phpmyadmin service apache2 reload |
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