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トレード専用サーバーが普通のサーバーと違うところ

公開日: : FX自動売買開発 ,

よく「トレード専用のサーバーがどうたらこうたら~」と言いますが、
具体的に何が違うのかをはっきり知っている人は少ないです。

「早いんだからそれでいいじゃん」という方にとっては
まったくその通りなので、それ以上はないのですが、
今回は具体的に何が違うのかを説明します。

稼働率の違い

一般的なサーバーはたまに接続が切れたり、何らかの理由でシステムが停止してしまうことがあります。
WEBサイトなんかの場合、10分くらいアクセスできなくてもそれほど大した問題ではありませんが、
トレードの場合、この10分の間に暴騰暴落が起きたら大変です。

そのため、トレード専用のサーバーは稼働率99%がデフォルトになっています。

ロケーションと速度の違い

一般的なサーバーは立地が安い場所にデータセンター(サーバーがいっぱいある施設)を建て、
コストがかからないようにしています。

それに対して、トレード用のサーバーは証券会社のデータセンターと同じ施設内に契約することが多いです。
(トレード専用と銘打っていても同じロケーションではないサービスもあります)

同じ施設内で通信するので、もちろんスピードは比べ物になりません。
また、場合によっては施設内で証券会社と有線でサーバーをつなぎます。(クロスコネクト)

こうなると、もう株でいうところの機関投資家の環境とほぼ変わりません。

ちなみに このデータセンター、エクイニクスというデータセンターが使われていて、
特別な権限がなくても契約することができます。(ただし月100万は払う覚悟が必要です。あと一応審査があります。)

お金とやる気があるのなら、独自のトレード用サーバーを構築することも可能という訳です。

RAID ハードドライブの違い

少しでも演算処理を早くするために、HDDではなくSSDが使われることが一般的です。
HDDからSSDにOSを切り替えたことがある方ならその速度の違いはご存じだと思います。

しかし、SSDはHDDと違い、いきなり壊れます。
(HDDは異音がしたり、何かしらの壊れる兆候があります。)

そのため、バックアップが必要ですが、そのときに判断の決め手になるのがRAIDというヤツです。
RAIDはサーバーのハードドライブの構成方法を表したもので、
ミラーリングや補完する方法などいろいろなタイプがあります。

詳しくは省きますが、RAID6かRAID10なら問題ないでしょう。
(RAID10が一番お金がかかります。)

価格

以上のように いろいろ普通のサーバーよりもコストがかかっているので、
トレード専用サーバーは比較的高い価格設定になっています。

基本的には”早い者勝ち”のトレード手法を自動売買させる際に必要になるので、
スイングトレードだったり、スピード勝負でないトレードの場合は必要性が薄いです。

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