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EAにかける制限のあれこれ

公開日: : FX自動売買開発 , , ,

良いEAができると、クレクレ厨がよってきますが、身内の人にこっそりと配布したい場合もあります。
しかし、どこから漏れるか分かりませんが、知らない間に自分のEAが出回っていた場合、身内を疑いたくはないですよね。

EAにつける制限にはいろいろありますが、それぞれ一長一短あります。
状況に応じて(技術レベルに応じて)使い分けられるといろいろと便利だと思います。

サーバーで認証する

FXONのEAがやっている方法です。EAを使う=ネットにつながっているということなので、自サーバーにアクセスさせて、口座番号や口座名の認証を行います。

一番強固なプロテクトですが、ちょっと気軽にやるには荷が重すぎます。今でこそWebRequestで簡単にhttpリクエストできますが、2014年以前はDLLを組まなければいけないわ、ユーザーにDLLをセットしてもらわなくてはいけないわ、で結構大変でした。

しかし、一度作ってしまえば、たとえ誰かがEAをばらまいたとしても、サーバー側からいろいろと操作したり、情報収集することが可能です。(口座番号とか口座名とか資産データとか吸い出せます。)

口座番号、ブローカー縛り

これは結構かんたんで、ソースコードに直接口座番号とブローカーを書き込んでおき、その組み合わせ以外のユーザーの場合は稼働しないようにプログラミングするだけです。(OnInitにif(AccountNumber()==123455)みたいな記述をするだけです。)

口座番号で縛ったり、特定のMT4業者でしか動かないようにしたり、デモ口座では稼働しないようにすることができます。

しかし、利用者ごとにソースコードを編集してコンパイルする必要があるため、2~3人の場合は良いですが、数十人に対して配布する場合は、かなり面倒です。ヒューマンエラーも発生する要因になります。

固定のパスワードで縛る

これも結構安直ですが、ソースコードに適当にパスワードを書いて、それをパラメータで認証させる方法です。お察しの通り、EAとパスワードがセットで流出すると何の意味もありません。もう一捻りしたいところです。

ワンタイムパスワードで縛る

銀行とかが最近導入している認証にワンタイムパスワードというものがあります。それはその時、数分間だけ有効なパスワードというやつです。

逆に言うと、このワンタイムパスワードは時刻から生成されています。

これはEAの縛りにももちろん使えます。たとえば、2017年5月の間だけEAをお試しで配布したいとします。

その場合、2017と5から適当な四則演算をしてパスワードを生成します。(2017×5=10085)
このパスワードをEAと一緒に配布すれば5月の間だけ有効なEAができるわけです。

6月以降も引き続き利用する場合は、またワンタイムパスワードを発行すれば、EAを再配布する手間なしに、システムを実質的に継続利用させることができます。

※パスワードの生成は実際は推測されないように、もっと複雑にしましょう。

口座番号からパスワードを作る

上記のワンタイムパスワードの場合、一定期間ごとにワンタイムパスワードを再発行する面倒があります。特に利用期限を設ける必要がない場合は、口座番号から同じようにパスワードをそれぞれ生成するという方法があります。

例えば、口座番号1029493 だったら、1+0+2x9x4+3の結果をパスワードにする
とかです。

この場合、EAは先にばらまいておいて、後から利用する人の口座番号を聞いて、パスワードを発行します。

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